Wind driven rain
風雨性能評価

風雨性能評価とは

キャビネットが暴風と豪雨を同時に受ける環境を屋内で模擬し、キャビネットに対する影響を確認する試験です。

業界初の暴風雨を模擬できるシミュレーション設備により、屋外キャビネットの防水性能を確認することができます。

屋外で使用されるキャビネットは、台風や集中豪雨などの過酷な自然環境にさらされます。
風雨試験では、送風と散水を複合的に組み合わせ、暴風雨環境下におけるキャビネットの防水性能を確認します。

試験設備

風雨試験例

風雨試験設備

設備仕様

型式 回流型風洞
吹出口寸法 W1.3m×H2.3m
最大風速 60m/s(216km/h)
最大降雨量 360mm/h

風雨試験の特長

風速と降水量を複合的に組み合わせることで多様な自然環境を試験設備で模擬

②試験体を回転させることで、あらゆる方向からの風雨に対して評価可能

③風雨の一番厳しい状況を模擬し、短時間で評価

図2.png

試験体を360度回転させ送風と散水を行う

試験規格は一般財団法人 建材試験センターと当社が共同で新たに制定しました。

【規格番号】JSTM W 6401(2020年2月6日制定)

風雨等級WPコードとは

風雨試験で確認されたキャビネット性能をコード化して製品性能を表示しました。
WPコード構成画像-.jpg
WPコードの特徴

①風速、降雨量を複合的に組み合わせて多様な性能表記に対応

②風速は既定値を越えた値も表記可

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