ソリューション
SOLUTION
日東工業は多種多様な情報通信関連商品を通じ、
お客様の問題解決に不可欠な4つのソリューションを提供します。
地震対策
安全・安心のラックとキャビネットで、
大地震からIT機器と貴重なデータを
守ります。
TOPIC1 業界初の2重フレーム制震構造でIT機器を守る「ガルテクト」
制震ラック「ガルテクト」は、業界初の2重フレーム制震構造により、ラック内の地震の揺れを最大約50%低減します。強度の高い耐震フレームを採用し、制震ダンパーには内部にエネルギーを吸収する特殊高減衰ゴムを設置。高減衰ゴムは2層式で、中小地震時には柔らかく、大地震時には硬い特性に変化します。小さな揺れから大きな揺れまで、効率よく減衰効果を発揮する画期的な制震ラックです。
-
FSシリーズ
制震ラック・ガルテクト(FSG)
-
耐震フレーム+制震ダンパーで揺れを最大50%低減
高減衰ゴムとは
ゴムに加わった変形を熱エネルギーに変換することで、地震エネルギーを吸収します。〈一般ゴムの球〉
〈高減衰ゴムの球〉
高減衰ゴムでつくられた球は衝撃を吸収するため、ほとんど弾みません。
-
2重フレーム制震構造
フレームとマウントアングルが分離した業界初の2重フレーム構造。間に設置された制震ダンパーが地震エネルギーを吸収し、ラックの揺れを低減します。
-
ガルテクト 動画紹介
TOPIC2 業界最高レベルの耐荷重1,550kgをクリアした「FDSタイプ」
FDシリーズ「FDSタイプ」は、ハイパースケールデータセンターに最適な最大52U・高耐荷重サーバラックです。高密度実装されたサーバーを大地震から守るために、250gal(免震ビル想定・兵庫県地震波30%)時に耐震荷重1,550kgをクリア。実際の運用状態に近い荷重(サーバー、コンセントバー、配線など)をかけた条件で試験を実施しており、安全で高品質なサーバラックを提供します。
-
FDシリーズ FDSタイプ(FDS)
-
自社にて耐震強度確認試験を実施
マウントアングル部
リアフレーム部
この表は横へスクロールします。→
合計荷重 マウント
アングル部リア
フレーム部許容荷重(静荷重) 1,550kg 1,500kg 50kg 耐震
荷重兵庫県南部地震波 30%
(250gal)※11,550kg 1,500kg 50kg 兵庫県南部地震波 125%
(1,000gal)※11,050kg 1,000kg 50kg NEBS Zone3(1,108gal)※2 1,050kg 1,000kg 50kg NEBS Zone4(1,617gal)※2 500kg 500kg ー ※1 代表機種(FDS120-624EK-SR-SL)の当社搭載条件による試験結果です。
※2 代表機種(FDS120-720E-SR-SL)の当社搭載条件による試験結果です。
・機種・仕様(組替仕様・オプション追加)・搭載条件(重心位置)・設置環境などにより搭載可能質量が異なります。
TOPIC3 規模や用途、設置場所に応じて選べる「各種ラック・キャビネットシリーズ」
日東工業は、情報通信機器、FA・制御機器、計測機器などの収納に使用するシステムラックを多種多様に取り揃えています。こうした機器やお客様の貴重なデータを大地震から守るため、耐震性能・免震性能に特化したシステムラックも多数ラインアップしました。施設の規模や設置機器、用途に応じて最適な製品をお選びください。
-
耐震荷重700kg。耐震ドアを採用。
高荷重で高い耐震性能を実現。
FSシリーズ・サーバ収納耐震タイプ(FSST) -
耐震荷重1,000kg。免震構造の
データセンターなどにおすすめ。
FSシリーズ・iDCタイプ(FSV) -
業界最高レベルの耐荷重1,550kg。
高密度なサーバ実装に。
FDシリーズ・FDSタイプ(FDS) -
高気密、高剛性、軽量な
フレーム式自立キャビネット。
FZシリーズ・屋外用タイプ(OFZ) -
高機能、高気密、高剛性な
フレーム式自立キャビネット。
FJシリーズ・屋外用スタンダードタイプ(OFJ)
TOPIC4 安全性を追求する「耐震性能評価試験」
日本は、全世界で発生するマグニチュード6.0以上の地震の約2割が集中する地震大国です。日東工業では、3軸同時加振が可能で実際に発生した地震をより忠実に再現できる耐震試験設備により、各種地震波形を用いてキャビネットやシステムラックなどが損傷しないことを確認するほか、試験結果とCAE構造解析の整合性を図り、より精度が高く適切な設計を実現。安全で高品質なサーバラックを提供します。
耐震強度確認試験の詳細はこちら実際に発生した地震を忠実に再現する3軸耐震性能評価。
-
3軸耐震試験例
-
3軸耐震試験設備の仕組み