nitto kogyo

INTERVIEW02

IT

IT機材開発部
第一グループ
第一開発係

大原 圭織KAORI OOHARA

2007年 入社
理工学研究科 電気電子工学専攻 修了
大原 圭織 KAORI OOHARA

2度目の産休から復帰し、IT機材開発部で新製品の開発を続けています。社内には産休から復帰する女性社員が増えてきましたが、開発部門では私が初めてです。仕事と、突発的なできごとの多い子育てを両立できるのは、周りの確かなサポートと自分の「頑張りたい」という気持ちがあってこそ。しっかりとキャリアを続けて、開発の仕事で成果を出し、後輩社員の支えにもなりたいと思っています。

開発部門では初となる、仕事と子育ての両立。周りの支えに感謝し、次は自分が支える側に。

主な業務

試作・改良を繰り返しながら
完成品を市場に送り出す瞬間は格別!

試作・改良を繰り返しながら 完成品を市場に送り出す瞬間は格別!

私が所属するIT機材開発部では、情報・通信や工場の自動化といった分野で使用される機器を収納する「システムラック」や「光接続箱」の開発・改良設計などを行っています。これらの製品は、普段あまり目にすることがないと思いますが、皆さんの大学のサーバ室などで使われていて、セキュリティを高めるために電子錠を採用したり、免震性能を高めたりと、改良や進化が求められる分野です。私が担当するのはシステムラックで使用するオプション部品の開発。開発途中で試作品を製作すると、机上では分からなかった問題が見つかったり、評価試験に通らないという困難はつきものです。それを一つ一つクリアしていき、最終的に発売に至ったときの達成感は、やはり開発の醍醐味ですね!

試作・改良を繰り返しながら 完成品を市場に送り出す瞬間は格別!
業務の流れ

やりがい、目標

舞台を鑑賞していても、装置が気になる。知識を蓄え「カタログに大きく載る」仕事を。

舞台を鑑賞していても、装置が気になる。
知識を蓄え「カタログに大きく載る」仕事を。

舞台を鑑賞していても、装置が気になる。知識を蓄え「カタログに大きく載る」仕事を。

私たちは、商品企画部門の企画内容に沿って製品仕様を決定し、設計・試作・検証を行ないます。製品の構想を考えているときはワクワクして楽しいのですが、その後は試行錯誤の繰り返し。でも「こうすれば解決に近づく」というノウハウが着実に積み重なっていることを実感します。また、開発に役立つ知識を増やすために、現場へ足を運んで実際に部品を作る人と話をしたり、日ごろから身の回りのモノ、例えば子供が遊ぶおもちゃでも「どんな構造で動いているのか?」と観察していますね。演劇を見に行っても舞台装置ばかりが気になって、本編に集中できないこともありますが(笑)。今は好奇心を張りめぐらせて知識を蓄え、いずれは大型開発プロジェクトに加わって「カタログに大きく載るような製品の開発をしたい」というのが私の夢です。

ある日のスケジュール

  • 08:00

    出社

    係のメンバーで今日の各自の業務内容について簡単な打ち合わせを行います。

  • 09:00

    作業

    試作品をラックに取付けするなどして、部品の形状を確認し、検討を繰り返します。

  • 12:15

    昼食

    社員食堂に同期で集まり昼食。
    リラックスできる大切な時間です。

  • 13:00

    打ち合わせ

    外注業者の方と購入部品についての打ち合わせ。
    必要な仕様などを伝えて見積りや試作を依頼します。

  • 16:45

    退社

    子どもを保育園に迎えに行き、家事をこなします。
    仕事が佳境の場合は、夫にお願いして残業することも。

これまでのキャリア

2007年

入社/新入社員研修~開発本部の研修

各工場をで日東工業の製品全般についての知識を得た後、
各部署で開発する製品について全体像を把握。

2008年

2月/IT機材開発部で開発の実務が
本格的にスタート

既存製品の改良設計、ラックオプションの新規開発、個別の顧客対応用の製品の設計を行いました。

2012年

12月/産休

1度目の産休、育休を取得。
「自分らしくキャリアを続けたい」という意思を確認できました。

2014年

8月/IT機材開発部に復帰

個別の顧客対応用の製品の設計を行いました。

2015年

4月/産休

2度目の産休、育休を取得

2016年

6月/IT機材開発部に復帰

ラックオプションの新規開発に携わっています。