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INTERVIEW04

海外R&D

海外R&D部
海外開発課

阪本 吉邦YOSHIKUNI SAKAMOTO

2014年 入社
工学部
電気電子工学科 卒
阪本 吉邦 YOSHIKUNI SAKAMOTO

海外向けの製品を開発しています。自分が設計した製品の組み立てる指導のため、日東工業の海外拠点の一つであるタイの工場に出張をすることもあります。タイのスタッフと身振り手振りで会話しながら組み立て、「言語が違っても図面と想いがあれば、製品を作り上げられる!」と体感しました。今後も国や言葉の壁を越えて「いいモノをつくりたい」という想いをグローバルにつなげていきたいと思います。

「いいモノをつくる」という想いは万国共通。感動をもたらす製品を世界へ発信したい!

主な業務

開発は、机上の設計だけではなく
現場でのコミュニケーションも大事!

開発は、机上の設計だけではなく現場でのコミュニケーションも大事!

日東工業には「エレット タイランド」というグループ会社があり、そこでは東南アジア向けの配電盤製品も製造しています。海外では電圧や相線方式が違うため、日本でつくられた製品を少し変更するだけ、とはいきません。使う部材やコストを考えながら、それぞれの国の規格や環境に合った製品の開発・設計をしています。タイ向け配電盤の大型案件の設計を担当した時は、工場へ1週間ほど出張し、組み立てをアシストしました。実際に組み立てを担当している現地社員にはone、twoといった英語も伝わりにくいため、タイ語で数字を覚えて何とかコミュニケーションを取り、無事出荷することが出来ました。今後も日東工業が世界でも役に立てるよう、よりよい製品を送り出したいです。

開発は、机上の設計だけではなく現場でのコミュニケーションも大事!
業務の流れ

やりがい、目標

独り立ちしたら、設計はほぼ一人で担当。マニュアルにないことは、先輩の支えがある

海外ならではの製品設計、仕事の進め方。
ドンと構え、斬新な商品を生み出したい。

独り立ちしたら、設計はほぼ一人で担当。マニュアルにないことは、先輩の支えがある

海外向けの特注案件で大変な事は、短納期の中でも変更が多いことです。設計途中に変更依頼がくることも…。また、海外の外注先に部品製作を依頼することもあり、コストや設計に対する考え方も違います。海外拠点からの要望に戸惑うこともありましたが、最近ではお客様からのリクエストに柔軟に対応できるようにドンと構えられるようになりました。新製品の開発では、機種追加や簡易な変更といった「技術の延長」になりがちですが、自分は海外をはじめとする新たな市場へ、斬新なモノを投入したいと考えています。親会社がなく、自らのビジネスで業界のポジションを確立した日東工業ならではの自由度も、開発者としてはうれしい限りです。少々カッコつけすぎかもしれませんが(笑)、満足だけでなく、感動を与えられる製品づくりにチャレンジしたいです。

ある日のスケジュール

  • 08:00

    出社/メールチェック

    出社後、メールチェックを行い、
    当日の業務を確認し、頭に入れます。

  • 08:30

    新規製品の開発

    現在進めている製品の使用や部品の詳細図の作成。
    多数の機種に対応できるよう意識しています。

  • 11:00

    打合せ

    新製品について、部署内や関連する部署のスタッフと情報を共有します。

  • 12:15

    昼食

    社員食堂で昼食。同期の数人で食べながら、雑談を楽しみます。

  • 13:00

    海外発注対応

    海外から発注された製品の設計に集中する時間です。

  • 15:00

    打合せ

    発注された製品の仕様について他部署、先輩との情報を共有し、設計に反映。

  • 19:00

    退社

    会社の先輩と一緒に、趣味のボルダリングで汗を流し、
    リフレッシュすることも。

これまでのキャリア

2014年

入社/
新入社員研修で製品全般の知識を学ぶ

各工場を回り、実際の製造現場で盤やブレーカーの組み立て作業を行いました。

2014年

9月/
配属先研修で、ブレーカーを実践で学ぶ

ブレーカーの組み立てや性能試験などを行い、
製品づくりを実践で学びました。

2014年

10月/
機器開発部で、設計や保守を担当

ブレーカー製品の基礎知識をより習得しながら、既存製品の設計変更や保守などを担当しました。

2015年

12月/
海外R&D部で、海外向け製品を開発

海外向けの製品の開発や改良、顧客に応じた特注製品の設計を担当。年に数回、海外出張もあります。