COLUMN
コラム

2023.09.28

Web会議 問題解決

Web会議問題解決コラム その29:テレワークでパフォーマンスが下がる原因と対策

テレワークが増えたきっかけはコロナ禍でしたが、オンラインで仕事ができる便利さに気づいたことで、テレワークが主流の働き方に変化した、という企業も多いのではないでしょうか。

しかし、良い面ばかりではなく、テレワークではパフォーマンスが発揮しにくいという側面もあります。
本コラムでは、テレワークでパフォーマンスが下がるのはなぜか、その原因と対策をまとめました。

目次

テレワークでパフォーマンスが下がるのは、なぜ?

1. モチベーションの低下

テレワークでパフォーマンスが下がる最大の原因は、モチベーションの低下と言えます。
自分の仕事が評価されているのか、貢献できているのか、がテレワークではわかりにくく、モチベーションを維持するのが難しいところがあります。また、周囲に会社関係者がおらず、独りで業務に取り組むため、新しい学びも生まれにくい環境にあります。

2. コミュニケーションの不足

テレワークになって、他の社員や取引先の人と直接会う機会が減り、オンラインでの対話が増えました。電話やメールなど非対面のコミュニケーションだけでは、誤解や勘違いを招きやすく、信頼関係も築きにくくなります。
また、トラブルの発生時に、近くに上司や先輩がいないため、すぐに相談できずに困ってしまいます。部下の業務の進捗が把握できず、仕事の全体像がつかみにくい、といった悩みもあります。

3. 働く環境に対するストレス

テレワーク環境も、パフォーマンスに影響します。自宅での仕事はオンとオフの切り替えが難しいものです。一人暮らしの場合は、閉塞感や孤独を感じがちですし、一方で同居人がいる場合は、生活音に気が散ったり、Web会議に影響が出ないように気を遣ったりします。作業スペースや通信環境が不十分なために効率が下がり、ストレスを感じることもあるでしょう。

1-2パフォーマンス.jpg

パフォーマンスの低下は、どうすれば防げる?

1. モチベーションを上げる

仕事のやる気や意欲を自分自身で維持するために必要なことは、新しい学びを生み出すことです。テレワークだからと、自分独りで業務を完結しているだけでは、なかなか新たな気づきは得られにくいものです。同じことを淡々と繰り返していると、次第にモチベーションが下がってしまいます。
時には仕事の過程を振り返り、自分のやり方を見直してみましょう。職場の同僚と互いに助言し合ったり、先輩や上司に積極的に意見を求めたりすることが大切です。

2. コミュニケーションを積極的に取る

テレワークでも、他人とのコミュニケーションを積極的に取る機会を持つことが大切です。例えば、チームワークが大切なプロジェクトにおいて、アイデア出しやブレインストーミングをする際は、対面でなくオンラインでも十分可能です。定期的にWeb会議を開催し、各自の意見をすり合わせることで、効率的なパフォーマンスの向上が見込めます。
そして、チームの信頼関係を築くために必要なこととして、一人ひとりに求められるのが、伝達力です。自分が伝えたい意見や情報を言語化し、誤解なく正しく伝える力を磨きましょう。

3. 働く環境を工夫する

テレワークでパフォーマンスを下げないためには、できるだけストレスのない作業環境を整備することも重要です。例えば、長時間のデスクワークでも疲れにくい椅子や机を使用し、安定した通信環境やセキュリティ対策を整備しましょう。落ち着いてWeb会議ができる個室があると、なお良いでしょう。
テレワークはつい、ダラダラと仕事をしてしまいがちです。こまめに休憩の時間を設けて、メリハリをつけて働きましょう。できるだけオフィス勤務時と同じタイムスケジュールで行動するように心がけるのが、おすすめです。

テレワークでもパフォーマンスを下げない対策としては他に、優先順位をつけて無理のない業務計画を立てることもその一つです。つまりは、自己管理能力が最も必要になる、と言えるでしょう。

お問合わせ
資料請求