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2023.05.29

Web会議 問題解決

Web会議問題解決コラム その21:テレビ会議・Web会議・電話会議の違いとは

「テレビ会議」や「Web会議」、それに「電話会議」って、よく聞くワードだけど、言い方が違うだけで同じ意味なの?何か違いはあるの?
そんな疑問を、感じたことはありませんか。

このコラムでは、「テレビ会議」「Web会議」「電話会議」の違いとそれぞれの特長とメリット、デメリットをご紹介します。

目次

「テレビ会議」「Web会議」「電話会議」の違い

まず、テレビ会議とWeb会議は、どちらも「オンライン(=リモート)会議」と呼ばれるものです。インターネット回線を使って、遠隔地にいる相手の顔をモニターなどの画面で見ながらやり取りするという点が共通しています。

両者の違いは、そのスタイルにあります。テレビ会議は専用機器を用いて会議室などで行うスタイルです。Web会議はパソコンやスマホ、タブレットなどのデバイスを使って、場所を問わずに行えるスタイルを指します。

一方、電話会議は、テレビ会議とWeb会議を含めたオンライン会議(リモート会議)のように画面越しに相手の顔を見ることはなく、電話回線を使って音声通話のみで行う会議のことです。

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「テレビ会議」の特長

テレビ会議では、テレビ会議専用機器を使用します。モニターやカメラ、スピーカー、マイクなどの周辺機器も必要です。それらを会議室などに設置し、拠点となる各地の会議室をつないで会議を行います。

利用例......式典などの社内イベント社内研修社外スタッフとの常時接続、など

メリット

テレビ会議専用端末を使用するため、インターネット接続が安定するのが一番のメリットです。音声や画質も良好です。会議室に据え置きで使用し、多地点の会議室同士をつなぎ、参加者の多い会議に向いています。

デメリット

最初にテレビ会議専用機器や環境を整えるための導入コストがかかります。また、据え置きで使用するものなので、会議室などの場所を変更する場合は、設置をし直すのが面倒、といったデメリットがあります。

「Web会議」の特長

Web会議は、パソコンやスマートフォンなどの端末からアプリケーションやWebブラウザを介して行います。一人一台の端末を使用する場合が多く、参加者は少なめの会議に向いています。

利用例......顧客との商談打ち合わせテレワークなど

メリット

マルチデバイスで行えるため、通信環境があれば場所を選ばずどこからでも会議に参加できます。無料で利用できるシステムが多いため、導入コストも抑えられます。

デメリット

使用する端末のスペックや通信環境によって、映像や音声の品質が左右されます。また、接続者が多くなるとトラブルが発生しやすいという難点があります。

「電話会議」の特長

電話会議は、固定電話や携帯電話などの電話回線を使用し、遠隔地の人と音声のみで行う会議です。電話といえば、1対1での通話が一般的ですが、電話会議では、専用機の使用や電話会議サービスを利用することで社内外の複数拠点に対して通話が可能です。トラブルや災害時の緊急の連絡に向いています。

利用例......緊急会議画像不要の会議など

メリット

電話会議は、電話さえあればすぐに行えるという点で、Web会議やテレビ会議に比べ、最も手軽に利用できる会議手段です。電話回線を利用するため、既存の環境のままで安定した通信、クリアな音声が得られ、導入時のコストの負担も少なくて済みます。

デメリット

音声のみのやりとりとなるため、動画や画像データの共有はできません。また、電話料金が発生します。接続する拠点数が増えるほど通話料金がかかります。

テレビ会議、Web会議、電話会議の違いについて、おわかりいただけたでしょうか。

それぞれの特長を知った上で、利用するシーンによって上手に使い分けましょう。

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