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2023.06.13

オフィス空間改善

オフィス空間改善コラム その21:夏の個室ブースの暑さ対策

フルクローズタイプの個室ブースは、夏場には暑さ対策が必要になります。

以前にも「オフィス空間改善コラム その4:個室ブースの暑さ・寒さ対策」をご紹介しましたが、その内容をおさらいしながら、今回のコラムでは、特に夏の暑さ対策にフォーカスしてご紹介します。

目次

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夏の個室ブースの暑さ対策

1. こまめに喚気をする

単純なことですが、定期的に空気を入れ替えることで、暑さ対策になります。
酸欠や二酸化炭素中毒の恐れも回避できますから、休憩時間など時々はドアを開けるようにしましょう。

フルクローズブースには、換気扇を装備し、空気を循環させて室内の温度上昇を抑制してくれるものがあります。
厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策で定められた、換気扇・換気回数の基準を満たしている製品などを選ぶと安心です。

2. 発熱しにくいものを使う

例えば、照明を白熱電球ではなくLEDにするだけで、体感する暑さが変わります。
狭い個室内では、照明の発熱量の影響は大きくなります。LEDの発熱量は低く、耐用年数も長いので、経済的にもおすすめです。

また、暑い時期は電子機器から発生する熱も気になります。パソコンではなくタブレットにするなど、なるべく熱を発しない機器を使用しましょう。

3. 扇風機やサーキュレーターを使う

小型の扇風機や空気を循環するサーキュレーターを使うと、呼気や電子機器の熱がこもるのを防ぐことができます。

デメリットは音の問題です。できるだけ発生音が静かな製品を選ぶか、多少の音なら気にならないような作業時のみの使用に限定されます。

4. 暑さ対策グッズを活用する

冷感タオルを首に巻くのも効果的です。水に濡らすとひんやりとした感触になり、熱中症対策やジョギングなどのスポーツ時に便利なグッズとして売られています。個室ブース内での作業時にも活躍してくれます。

また、個室ブース内ではスリッパに履き替えるのもおすすめです。暑い時は靴の中も蒸れるので、通気性の良いスリッパやルームシューズに履き替えましょう。足蒸れ防止になり、足元が涼しくなります。

着用する衣服など肌に触れるものは、冷感素材や通気性の良いリネンやコットン素材のものにしましょう。足元のマットや椅子の座布団も、そうした素材のものを敷くとよいでしょう。

5. 気分を涼しくする

視覚・聴覚・臭覚など、五感から涼しさを感じられる工夫をしましょう。

視覚的には、インテリアに寒色系のものを取り入れます。水色やグリーンのものを置くと、見た目が爽やかな印象になります。

聴覚的には、例えば川の流れや海の波音など、水を感じさせるBGMを聴くと、涼しい気分になります。風鈴の音色などもいいでしょう。

臭覚は、個室ブースにペパーミントやレモンなど柑橘系の香りのアロマオイルを置いたり、スプレーしたりすることで、さらに清涼感を演出できます。

その他にも、こまめな水分補給や定期的な塩分補給は、暑さ対策に欠かせません。個室ブースでの作業に限ったことではありませんが、暑い環境での作業では、熱中症にならないように気をつけましょう。

夏の暑い時期でも、個室ブースでの作業が少しでも快適になるように、ご参考になれば幸いです。

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