
品質保証室
品質推進課
田村 愛子 AIKO TAMURA
2005年 入社
文学部
児童教育学科 卒
品質用語の一つに「後工程はお客様」という言葉があります。品質保証室へ異動し最初に覚えた言葉であり、仕事の中で一番大切にしているものです。これまでお客様とは“顧客”というイメージがあり、内勤の私には縁遠く思っていました。でも書類やメールを送る人など私の業務の次にいる人を“お客様”だと考えれば、仕事の仕方は変わるはず。この言葉を、会社全体へ広げていけるといいですね。

品質用語の一つに「後工程はお客様」という言葉があります。品質保証室へ異動し最初に覚えた言葉であり、仕事の中で一番大切にしているものです。これまでお客様とは“顧客”というイメージがあり、内勤の私には縁遠く思っていました。でも書類やメールを送る人など私の業務の次にいる人を“お客様”だと考えれば、仕事の仕方は変わるはず。この言葉を、会社全体へ広げていけるといいですね。
主な業務
小学校の先生を目指した経験が
「品質保証」という仕事に役立った。

大学では小学校の教育課程を専攻していましたが、安定感や働く環境にひかれて日東工業への就職を決めました。生産企画部で「個人の作業の改善提案」、次にプロジェクトで「商品の不具合を見極め、品質を高める」といったノウハウを身につけ、品質保証室へ。会社全体の品質に関する課題に日々取り組んでいます。他にも「QCサークル活動」(現場において製品・サービス・仕事などの品質の管理・改善を行う小グループの活動)の本部事務局を一人で担当しています。「品質管理の目的や方法」を社員に知ってもらうために、自らテキストをつくり、1日かけて講習を行うことも。相手との距離感や興味を引き出す導入の仕方など、教育実習や大学で学んだ経験が役に立っています。



やりがい、目標

講習で伝えた内容を現場で実践してくれる。
「役に立ったよ」の一言が一番うれしい!

社員は忙しい時間を割いて、品質管理の講習を受講しています。受講者は若手からベテランの方までキャリアや知識はさまざま。メンバーに応じて切り口を変え、有意義な時間になるよう気を配っています。講習後のアンケートで「分かりやすかった」と書いてもらうとモチベーションになりますが、やっぱり一番うれしいのは「この前習った手法を使ったら品質管理に役立った」「分からない点があったから教えてほしい」といった、製造現場の実務で活用しているのを目にした瞬間ですね! また近年は輸出ニーズも高いので、日東工業の製品のグローバル化に向けて、品質管理や法令遵守のサポートにも力を入れていきたいです。
ある日のスケジュール
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08:00
出社/メールチェック
メールとスケジュールを確認し、
その日の段取りを確認します。 -
09:00
審査
発売前の製品に対し、ニーズや安全性、使いやすさについてお客様目線で審査します。
-
11:00
作業
輸出ニーズのある製品は輸出貿易管理令に照らし合わせて製品を確認し、書類を作成。
-
12:00
昼食
社員食堂で友達と楽しく談話しリフレッシュ。
営業・開発・品証の情報交換も行います。 -
13:00
会議
文書管理のシステムを見直しているため、
業社の方や関連部署を交えて定例会で検討。 -
18:00
退社
録画しているドラマを見ながら、のんびり家事。
仕事のことは朝まで考えません。
これまでのキャリア
2005年
中途入社し生産企画部に配属/
会社の仕組みを学ぶ
日東工業の仕組みや製品知識を覚えながら、
個人の作業の改善提案を行う本部事務局を担当しました。
2007年
プロジェクトに配属/
品質管理への第一歩
製品の改善や品質向上といった大きな課題の解決を目指すプロジェクトチームに入り、対策を検討しました。
2008年
品質保証室へ異動/
品質管理の社内・社外の窓口に
QCサークル活動やISO9001(品質保証の国際規格)の事務局として、
書類の管理や審査への対応など幅広く担当。