


1948年(昭和23年)、配線器具・スイッチの製造から「日東工業」のあゆみはスタートしました。
「我々は品質の良いものをつくりたい」という創業者 加藤 陽一の熱い想いと共に、常にお客様に喜んでいただける製品づくりを心がけ、「品質第一」「顧客満足」をめざしてきました。



設立時に数千万円であった売上高は、戦後の高度経済成長とともに順調に推移し、1970年代に100億円、1980年代には200億円を超えました。1990年以降は景気と連動する形で売上は400~700億円で推移し、近年では太陽光発電設備の普及に伴う特需、連結子会社の増加などにより2014年に初めて連結売上高1,000億円を突破し、今後もさらなる成長を目指しています。



総資本に占める自己資本の割合です。自己資本比率は会社の体力とも言われ、自己資本比率が高いほど返済不要の資本を元手に事業を行っているため経営が安定します。日本のメーカーの自己資本比率は平均約40%と言われるのに対し、連結では67.1%、単体では73.1%(2024年3月期)です。



北海道から熊本県まで、都道府県庁所在地を中心に営業拠点が40箇所以上あります。工場に隣接している営業拠点もあり、お客様の声に迅速に対応できるよう努めています。営業所の規模は複数の部門で数十人が同じフロアに勤務している営業所もあれば、少数精鋭で3名程度の営業所もあり、拠点によりさまざまです。



1967年(昭和42年)本社・名古屋工場は、創業者 加藤
陽一の「広い敷地に、広々とした工場、緑に恵まれた公園工場を作りたいという夢」と、「この工場を、社内の若い新人諸君が伸びてゆくための礎石として、生かしてゆきたい。」との想いから始まりました。現在はその想いが広がり、国内8工場となりました。どの工場も、緑に恵まれた公園のような工場です。



中国では、2004年(平成16年)に現地法人を設立し、キャビネットなどの製造、中国国内での販売をしています。タイでは、2008年(平成20年)に生産拠点を、2015年(平成27年)には販売会社を設立しました。さらに2015年(平成27年)にはシンガポールの配電盤メーカーを子会社化し、ASEAN諸国への本格的な事業拡大に向けた取り組みを加速させています。



仕事と生活の調和の推進に関する活動が認められ、厚生労働省より、子育てサポート企業の証である「くるみん認定」を取得しています。さらに、社員が短時間勤務制度を取得しやすく変更するなど継続的な活動を行っています。今後も、少子化が社会の活力を失わせるという危機意識を社会と共有し、従業員がいきいきと働ける場を提供し続けたいと考えています。



平均勤続年数は男性16.03年、女性13.07年です(2024年3月期)。正社員に限らず、非正規の社員の方も長期間就業されています。



1984年(昭和59年)に日東工業の創業者 加藤 陽一が中心となって公益財団法人である日東学術振興財団を設立し、愛知県内の大学で独創的な研究を行う者と、高等学校の専攻科及び高等専門学校等の研究プロジェクトに対し、助成を行い、長年にわたり地域の学術振興に寄与しています。2014年(平成26年)にノーベル物理学賞を受賞された名古屋大学の天野浩教授も過去に当財団の助成を受けられています。



街を歩けばあらゆるところに日東工業の製品を見つけることができます。例えば、監視カメラ付近に設置してある電気機器を風雨から守るキャビネット、コンビニエンスストアの建物裏には電線から建物に引き込み電気の電圧を落とすための高圧受電設備、商業施設の駐車場には電気自動車用充電スタンド。ほかにも、工場の中やビルの中でも電気を安全に安定的に使うために日東工業の製品は活躍しています。



- * JECA FAIR 製品コンクール(旧電設工業展)受賞:14回
- 2022年 国土交通大臣賞(産業用太陽光自家消費蓄電池システム サファLink‐ONE‐)
- 2019年 経済産業大臣賞(放電検出ユニット)
- 2017年 (一社)日本電設工業協会会長賞(感震機能付ブレーカ)
- 2016年 経済産業大臣賞(協約形プラグイン小型動力分電盤)
- 2015年 環境大臣賞(エネサーチ付ホーム分電盤)
- 2013年 (一社)日本電設工業協会PVスマート監視賞(太陽光発電監視システムPVマネージャー)
- 2010年 (社)日本電設工業協会会長賞(充電スタンド)
- 2009年 (社)日本電設工業協会会長奨励賞(電子クーラ・小型高効率タイプ)
- 2007年 (社)日本電設工業協会会長奨励賞(監視分電盤)
- 2006年 大阪府知事賞(プラグイン動力分電盤)
- 2005年 (社)日本電設工業協会会長奨励賞(協約形プラグイン電灯・動力分電盤)
- 2004年 (財)関西電気保安協会理事長賞(プラグイン幹線分岐盤)
- 2003年 (社)日本電設工業協会会長奨励賞(高遮断プチスリムブレーカ)
- 1995年 労働省産業安全研究所所長賞(スリムサーキットブレーカ)
- * グッドデザイン賞受賞:6回
- 2023年 産業用太陽光自家消費蓄電池システム サファLink‐ONE‐がグッドデザイン賞受賞
- 2017年 パンドウイットコーポレーション日本支社との共同開発ラック(FSNA)がグッドデザイン賞受賞
- 2009年 株式会社豊田自動織機との共同開発充電スタンド(初代)がグッドデザイン賞受賞
- 2007年 制震ラック・ガルテクトがグッドデザイン賞受賞
- 1999年 ホーム分電盤(HCA形ホーム分電盤)がグッドデザイン賞受賞
- 1994年 アルミラック(ARC)がグッドデザイン賞受賞
- * その他受賞:10回
- 2022年 「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2022優良賞」受賞(耐風雨キャビネット「タフテクト」および風雨試験規格・風雨性能評価基準)
- 2020年 "超”モノづくり部品大賞「電気・電子部品賞」受賞
「2020 愛知環境賞」優秀賞受賞
「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2020 最優秀賞」受賞(放電検出ユニット(スパーテクト)) - 2017年 ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞) 優秀賞受賞[高機能感震ブレーカー(地震・雷IoT)実証実験]
- 2016年 エコシップマーク認定、優良事業者として表彰
- 2014年 「グリーン物流優良事業者表彰」特別賞受賞[モーダルシフトの取組み]
- 2010年 「3R推進功労者等表彰:経済産業大臣賞」受賞
- 2009年 アイルキャッピング(※)がITpro EXPO AWARD 2009のエンタープライズ部門賞受賞
- 2004年 環境安全室「3R推進協議会会長賞」受賞
- 上記の受賞歴は1994年以降を対象としています。
- ※AISLE CAPPING(アイルキャッピング)は、株式会社NTTファシリティーズと日東工業株式会社による共同開発品です。
- AISLE CAPPING(アイルキャッピング)は、株式会社NTTファシリティーズの特許発明が含まれています。
- 「AISLE CAPPING(アイルキャッピング)」は、株式会社NTTファシリティーズの登録商標です。