エネメータ(電力計測ユニット)

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エネメータ全般

Q1
電流値が正しく表示されません。

A1

電力は電流×電圧です。電流、電圧の表示値は妥当でしょうか?妥当であれば、下記の項目について確認をお願いします。

①CTの向き(K⇒L)は間違っていませんか?
②CTの取付位置が測定したい電路になってますか?
③エネメータ、CT、CT接続ケーブルのコネクタがきちんと接続されていますか
④CTが分割型の場合、しっかりとはまっていますか?
⑤「SYST(相/線式選択モード)」、「Ct-t(CT設定モード)」の設定は正しいですか?
⑥他社製の2次側5A出力CTと併用時「Ct-1(CT1次側電流設定モード)」の設定は正しいですか?
⑦他社製の2次側5A出力CTと併用時、他社製CTとエネメータCTの距離は1m以上取れていますか?(取扱説明書「電流センサ(CT)の取付け」を参照)
⑧CTの精度保証範囲は定格の10~100%になるので、その範囲内で使用されていますか?
⑨機器設定のカットオフ電流の設定値以下の電流は0扱いとなります。それ以下の電流しか流れていない状態では無いですか?
カットオフ電流は1~50%へ変更可能で、設定未満の電流を0とします。(=電力量も0)初期設定値は1%で、CT定格電流の1%未満の電流(=電力量)は計測できません。

Q2
電圧が正しく表示されません。

A2

電力は電流×電圧です。電流、電圧の表示値は妥当でしょうか?妥当であれば、下記の項目について確認をお願いします。

①CTの向き(K⇒L)は間違っていませんか?
②EM1の場合、CT1のK側が端子の2番、CT2のK側が端子の4番、両方のL側が端子共通の3番に接続されていますか?
③電圧を接続する端子が取扱説明書の「結線図」通りになっていますか?(R.S.Tが合っていますか?)
④CTの接続箇所が取扱説明書の「結線図」通りになっていますか?(R.S.Tが合っていますか?)
【参照】技術情報 電子10-01「エネメータ PMU-EM3「高圧測定の接続について」(以下のURLからでも確認いただけます)
http://sso/fw/dfw/ftwo/download/manual/all/technical/pdf/0000003101.pdf  

Q3
電力が正しく表示されません。

A3

下記の項目について確認をお願いします。
①CTの向き(K⇒L)は間違っていませんか?
②EM1の場合、CT1のK側が端子の2番、CT2のK側が端子の4番、両方のL側が端子共通の3番に接続されていますか?
③電圧を接続する端子が取扱説明書の「結線図」通りになっていますか?(R.S.Tが合っていますか?)
④CTの接続箇所が取扱説明書の「結線図」通りになっていますか?(R.S.Tが合っていますか?)
                                                                                              
【参照】
技術情報 電子10-01「エネメータ PMU-EM3「高圧測定の接続について」(以下のURLからでも確認いただけます)                                      http://sso/fw/dfw/ftwo/download/manual/all/technical/pdf/0000003101.pdf  

Q4
計測精度はどのくらいですか?

A4

CT,VTの誤差を含まない場合、以下のとおりとなります。
①積算電力量、瞬時電力、電気料金、二酸化炭素換算値について
±(2.0% F.S.+1デジット)以内 (20℃にて、定格入力、定格周波数、力率1)
ただし5A CTモードでは±(2.5% F.S.+1デジット)以内(精度保証範囲:定格電流の10~100%)
                                                                                            
②電流について
±(1.0% F.S.+1デジット)以内 (20℃にて、定格入力、定格周波数、力率1)
ただし 5A CTモードでは±(2.5% F.S.+1デジット)以内(精度保証範囲:定格電流の10~100%)
                                                                                               
③電圧について  
±(1.0% F.S.+1デジット)以内 (20℃にて、定格入力、定格周波数、力率1)
※詳細は取扱説明書の「計測(電力計測)仕様」記載の表を参照ください。
                                                                                                     
【参考】
F.S.(フルスケール)とデジットについてF.S.(フルスケール)とは?
たとえば、定格250AのCTにて180Aを計測している場合の精度は180A×±2.5%ではなく、250A×±2.5%で考えます。
実際の計測値ではなく、定格値の最大で見るのがフルスケールの考え方です。したがって、50A×2.5%=6.25A が (2.5%F.S)の数値となります。

デジットとは?
上記フルスケールの内容から、電流値180A負荷を計測した時、精度範囲はまず、±(6.25)となります。
ただし機種によっては少数点2桁以下の表示ができませんので、+1デジット(1単位)して数字を切り上げます。
±(2.5%F.S+1デジット)とは、小数点1桁表示の±(6.3)という数字になります。したがって電流値180A負荷を計測した場合の電流値表示は
「精度範囲±(6.3)を計算した186.3Aから173.7Aの可能性がある」というのが精度: ± (2.5%+1デジット)となります。

Q5
他の計測器の表示と誤差がありますが、故障ではありませんか?

A5

エネメータで表示している値は実効値になります。ご使用されている計測器の表示している値が平均値の場合、誤差が出ますので表示方法をご確認ください。 

Q6
電気代を徴収する「電気料金徴収用メータ」として利用可能ですか?

A6

電気料金徴収には利用できません。計量法で定める計量器では無いため、電気料金の請求などの課金目的でのご使用はできません。

Q7
概算の電気料金を表示させることは可能ですか?

A7

表示は可能です。
取扱説明書の「設定フローチャート」に従い、通常画面⇒[MODE]ボタン押下 ⇒MODE1画面(EM1の場合は[kW/kWh]ボタン押下)⇒
[SET]ボタン数回押下⇒「RATE(電気料金設定モード)」を選択し切換、項目にて電気料金単位を設定してください。
なお計量法で定める計量器では無いため、電気料金の請求などの課金目的でのご使用はできません。

Q8
停電しても積算電力量(kWh)の計測データは保存されていますか?

A8

停電時でも積算電力量は保存されています。ただし、停電中は計測していないので電力の積算は行われません。
                                 

Q9
全停電後の復旧時、設定内容やSDメモリーカードの記録は消えますか?

A9

停電時において、基本的には設定内容・SDメモリーカードのデータ共に消えません。ただし、SDカードへ書き込み中に停電が発生した場合、
データが消える恐れがあります。また、-EM3Aにおいてはバックアップ電池(付属品)を取り付けていない場合、時間設定とログデータが
消えてしまいますので、運用前にバックアップ電池の取付をしてください。

Q10
本体画面下のキーを押しても、画面が切り替わりません。

A10

ロックモードが働きキー入力不可の状態になっていませんか?
SETキーを約3秒間長押しするとロックが掛ります。液晶上にLOCKと表示されているなら、あらためてSETキーを約3秒間長押し解除してください。

Q11
屋外に設置することは可能ですか?

A11

機器単体では屋外設置はできません。キャビネットへの収納が必要です。
なお電流センサーと本体の距離は、標準の接続ケーブル(2m)と、延長ケーブルを合わせ最大6mまでとなっておりますのでご注意ください。
(標準品にてプラボックス収納タイプのエネメータがありますが、屋内タイプになるので屋外では使用できません。)

Q12
専用電流センサー(CT)の取り付けの際、注意点はなんですか?

A12

下記の点についてご注意ください。
①CTには極性(向き)があります。CTに記載される方向(K→L)にあわせて、電源側(K)から負荷側(L)に向けて取付けてください。
②分割CTをご使用の場合は、クランプ時に異物を挟まないようにご注意ください。
③電力を正しく計測するためには、電圧測定用の配線とCTの取付箇所があっている必要があります。取扱説明書の「結線図」と
 差異がないように注意した上、取付けください。

Q13
「MODE 1」の「Ct-t(CT設定モード)」と「Ct-1(CT1次側電流設定モード)」の違いはありますか?

A13

設定項目に違いがあります。
「CT-T(CT設定モード)」は、使用するCTの定格を設定します。「CT-1(CT1次側電流設定モード)」は、他社製2次側 5A出力電流センサと
当社製電流センサを組みあわせて計測を行う場合のみ使用するモードとなっており、他社製CTの1次側定格を設定します。 
①通常画面⇒[MODE]ボタン押下 ⇒MODE1画面⇒[SET]ボタン数回押下⇒ 「CT-T(CT設定モード))」を選択し、項目
切換にてCTの定格を設定して下さい。
②「CT-T(CT設定モード)」にて5A以外を選択された場合は、「CT-T(CT設定モード))」⇒[SET]ボタン押下⇒「CT-1(CT1次側電流設定モード)」を選択し、
項目、切換にて他社製CTの1次側定格を設定して下さい。例えば、100/5Aの他社製CTを使用している場合、100を設定します。
(取扱説明書の「設定フローチャート」を参照)

【参照】
技術情報 電子10-01「エネメータ PMU-EM3「高圧測定の接続について」(以下のURLから確認いただけます) 
 http://sso/fw/dfw/ftwo/download/manual/all/technical/pdf/0000003101.pdf

Q14
ブレーカの一次側にWHM用CTの30/5Aが付いてますが、この電流センサー(CT)で計測できませんか?

A14

当社のCT及びCT接続ケーブルを使用することで計測可能になります。
取扱説明書の「電流センサ(CT)の取付け」の[2次側電流5ACTを接続する場合]通りに配線していただき、
取扱説明書の「設定フローチャート」に従い「CT-T(CT設定モード)」、「CT-1(CT1次側電流設定モード)」の設定をしていただければ
計測可能です。設定方法についてはQ&AのQ)13をご参照ください。

【参照】
技術情報 電子10-01「エネメータ PMU-EM3「高圧測定の接続について」(以下のURLから確認いただけます)
 http://sso/fw/dfw/ftwo/download/manual/all/technical/pdf/0000003101.pdf

Q15
3Ф3W440Vを計測したい場合、どうすれば良いですか?

A15

PMU-EM3Aをご使用の場合は、取扱説明書の「結線図」通り配線していだければ計測可能です。
それ以外の機種をご使用の場合は、他社製の2次側110VのVTをご使用していただき、
取扱説明書「結線図」の[VTを使用する場合]を参照のうえ、配線していただければ計測可能です。
なお、計器用以外の変圧器は正しく計測できません。また高圧の場合は2次側を接地していただくようご注意ください。

Q16
パルス出力の設定は、1kWh 1パルスに変更可能ですか?

A16

変更可能です。
出荷段階では「1kWh 1パルス」で設定されています。接点出力を切替えたい場合、取扱説明書の「設定フローチャート」に従い、
通常画面⇒ [MODE]ボタン押下⇒ MODE1画面⇒ [SET]ボタン数回押下⇒ 「PL-P(接点出力設定モード)」を選択し切換
項目を押すことで切替わります。

Q17
監視盤に計測データを送り、常時積算電力量が表示できませんか?

A17

エネメータはRS485を使用したMODBUS通信/MEWTOCOL通信が可能なので、接続先の機器がそれらのプロトコルに対応しているのであれば計測データの送信は可能です。
取扱説明書の「MODBUS(RTU)通信」に通信仕様を記載していますので、そちらをご参照のうえ監視盤にて通信設定をして下さい。ただし、接続確認等は行っておりませんので動作保障はいたしかねます。
当社のPMU-C1を用いて「Saver Cast for エネメータ」というアプリにて常時積算電力量の監視を行う方法やPMU-WSとWEBブラウザを使用して常時積算電力量の監視を行う方法を推奨します。

Q18
SDメモリーカード以外でデータを取り込む方法はありますか?

A18

パソコン連携ユニット(PMU-C1、-WS)を、エネメータ本体と組み合わせて使用する方法があります。
エネメータとRS485方式の通信線で接続し、専用アプリでデータを記憶できますが、PMU-C1は常時パソコンと接続(スリープモードも不可)が必要です。
計測項目は電圧・電流・電力量・積算電力量などで、PMU-C1が1台あれば99台まで接続可能です。
PMU-WSは内部蓄積が可能なので、パソコンと常時接続する必要はありませんが、計測は積算電力量のデータのみとなります。

Q19
積算電力量(kWh)の単位が、6桁表示の(MWh)に変わってしまった。9桁表示に戻すにはどうすれば良いですか?

A19

取扱説明書の[積算電力量 9桁表示方法]をご参照ください。
PMU-EM1の場合は、取扱説明書のP21を参照ください。
PMU-EM3Aの場合は、取扱説明書のP33を参照ください。 
PMU-EM4Mの場合は、取扱説明書のP50を参照ください。

Q20
デマンド監視は可能ですか?

A20

エネメータ単体でデマンド監視する機能はありません。
別途、PMU-WS・エネサーバ(ウェブサーバ内臓データ収集ユニット)を用いることでデマンド監視が可能となります。
なお、PMU-WS 1台につき、デマンド監視は1点のみと用途は限られますのでご注意ください。

PMU-EM1A

Q1
表示画面に「CT1」としか表示されません。電流の計測値が「L1は90A」、「L2は0A」となる原因と対処方法はありますか?

A1

相線式の自動認識エラーが考えられます。
EM1のみ相線式を自動認識出来ます。幹線に電圧を印加すると盤の相線を認識し自動設定します。
ところが、稀に3Φ3W・1Φ3Wを1Φ2Wと誤認してしまう事があります。

対策方法は、
①盤内にある3本のヒューズを一旦抜き取り電源をOFFにする。
②T・S・R相の順にヒューズを戻し、電源をONすれば正常に戻ります。
なお、本来ヒューズでの電源入切は推奨できかねますので、非常時用とご認識下さい。

PMU-EM3A

Q1
付属電池はどのタイミングで入れればよいですか?

A1

電源を入れる前までに挿入ください。
挿入されてないと、停電時にカレンダタイマー、ログデータの登録内容が消えてしまいます。

Q2
突然、液晶上に"BATT"という文字が点滅するようになった。

A2

バックアップ電池の容量不足です。
バックアップ電池の推奨交換時期はご使用時から約2年です。電池に異常、あるいは電池容量が少なくなると、
本体上段に"BATT"が点滅します。なお、交換の前には用心のため、ロギングデータをSDメモリーカードへバックアップ願います。

Q3
バックアップ電池の寿命はどのくらいですか?

A3

約2年(仕様周囲温度25℃にて、無通電時)です。
電池残量が少なくなると本体モニタに"BATT"表示が点滅しますので、電池交換手順にしたがって交換してください。(電池型番:PMU-EM3X-1)

Q4
電流・電圧が突然 計測出来なくなった。電力量のみ表示されている。            

A4

「履歴モード」に切り替わっていませんか?
電力監視モード中に誤って決定を押しながら項目をおしてしまうと履歴モードに切替わります。
取扱説明書の「3.3 履歴モード」(31ページ)を参照いただき、履歴なら現在モードに変更して下さい。

Q5
SDメモリーカードで計測データを運用・管理する際の注意点はなんですか?

A5

下記の項目について確認をお願いします。
①都度、SDカードを挿入する場合、挿入時には直近1ヶ月分のデータしか自動保存されません。設置当初から本体に挿入されることをお奨めします。
(1か月以上前のデータを保存する方法は取扱説明書の「ログデータ書込み機能」の[SDメモリーカードを挿入した時]をご参照ください。)
②データをパソコンなどに保存する場合、SDカードを抜いてる期間にデータの欠落・損失を起こさないように予備のSDメモリーカードを準備いただき、都度 差し替えされることを推奨します。
③パソコンでフォーマット(初期化)するのではなく、各メーカーのフォーマットウェアよりフォーマット(初期化)してください。
④本体画面に「SD ACCESS」表示中は、SDカードに書き込みを行っているので抜き差しを行わないようにしてください。
⑤ロック機能付きのSDカードを使用している場合は、必ずロック解除をしてください。

Q6
SDメモリーカードのデータをアプリに取り込む際の注意点はなんですか?

A6

アプリにSDカードを取り込むためには、アプリの取扱説明書をご参照ください。
[システム登録変更]画面にてシステムアドレスを登録していただき、その[接続ノード設定]にて、取り込み対象のPMU-EM3Aのノードアドレスに☑をしておく必要があります。
なお、複数のSDカードを取り込む場合は、EM3Aのノードアドレスが重ならないようにEM3A本体にてノードアドレスの設定をしてください。
また、グラフ表示を行うためにはSDカード内にファイルタイプ2(差分タイプ)のデータを保存しておく必要があります。

【参考】
SDカード内のデータをすでにパソコン内のある箇所に保管している場合
SDカードがパソコンに差し込まれていない状態にて、[ファイル取込み]にて[SDカード取込み]ボタンを押していただくとフォルダを指定する画面になりますので、
その画面にてパソコンに保存しているデータの[LOG]フォルダをご指定下さい。

Q7
SDカードに読み込んだ計測データはどうすれば管理できますか?

A7

「SaverCast for エネメータ」というアプリを下記URLよりインストールしていただき、SDカード内のデータをアプリで取り込むことで、グラフ表示などの管理が可能です。
なお、SDカードを取り込むまえに初期設定が必要になりますので、そちらはQ&AのQ)26をご参照のうえ設定ください。

【参考】
エネメータ専用ソフト(ver3.02) ダウンロードには、メンバー登録が必要となります(以下のURLから確認いただけます)。
https://ntec.nito.co.jp/download/savercast.html

Q8
指定のSDメモリーカードとかありますか?因みにパナソニック製のSD/SDHCは使用可能ですか?

A8

パナソニック株式会社製のSD/SDHCメモリーカード 2GB、4GB、8GBについては動作確認済です(2013年2月現在)。
その他のSDメモリーカードは未検証のため判りかねます。また、UHS規格対応のSDHCメモリーカードは対応不可となります。
なおSDカードを使用する際は、各メーカーのフォーマットウェアよりフォーマット(初期化)してください。

Q9
SDメモリーカードの計測データを消えてしまった。消えたデータを復活できますか?

A9

本体メモリに測定データが残っていれば、再度書込みが可能です。
本体メモリには直近から1.5年分の測定データが保存されています。従って取扱説明書の「 ログデータ書込機能」を参照いただき、
書込みたい履歴を選択のうえ再度書き込みをお願いします。(そのままSDカードを挿入しただけですと、直近 1ヶ月しか書込みされません)。
なお、SDメモリーカードが常時挿入されていれば、容量がある限り測定データを規定周期(※)で記憶します。したがって、バックアップ目的からもSDメモリーカードの常時挿入を推奨します。なお、ファイルタイプ1:1時間ごと、
ファイルタイプ2:1時間ごと、ファイルタイプ3:設定による(1,5,10,15,30,60分)

Q10
SDカードへの書込み周期時間を変更したいが、設定の変更は可能ですか?

A10

ファイルタイプ3のみ書込み周期の設定を変更可能です。
取扱説明書の「設定フローチャート」に従い、通常画面⇒ [MODE]ボタン数回押下⇒ MODE4画面⇒ [SET]ボタン数回押下⇒ 「LOG (ログ保存周期設定モード)」を選択し、切換、項目にてログ保存周期を設定してください。

PMU-EM4M(-AW)

Q1
基本ユニットに増設ユニット(電力計測タイプ)を接続し計測する場合、PMU-EM4M×1台に対し最大何個まで接続可能ですか?

A1

最大7台まで接続可能です。
最大接続時に1Ф2Wの場合で最大16点、1Ф3W/3Ф3Wの場合で最大8点の電力計測が可能です。 

Q2
多回路計測ユニット(PMU-EM4M-AW)の表示が『-』と出ますが故障でしょうか?

A2

下記の点を一度ご確認ください。
①「-」が「---」(ハイフン)の意味の場合
計測電流がCT定格の150%以上なら、「---」表示となります。使用するCTの定格を見直してください。

②「-」が「-〇〇kW」(マイナス)の意味の場合
CTの取付位置が、取扱説明書の「結線図」通りになっているか確認ください。電圧計測したい相とCTの取付相がずれているとマイナス表示になります。
また、CTの取付方向(K⇒L)を確認ください。逆に接続されいる場合、マイナス表示になります。

アプリ

Q1
アプリをインストールしたいのですが、OSはどのバージョンまで対応していますか?

A1

それぞれ下記OSに対応しています。
Saver Cast for エネメータ: Windows2000、XP、Vista、7(32bit)、10(32/64bit) (2017年11月時点)
ConfigTool: Windows2000、XP、Vista (2010年3月時点)
ConfigToolWS: WindowsXP、Vista、7、10 pro(32/64bit) (2018年03月時点)

Q2
パソコン(以降、PC)を更新したが、旧PCから新PCへアプリデータを移行することは可能ですか?

A2

データを移行することは可能です。
新PCにN-TECよりアプリをインストールしていただき、旧PCのデータ保存フォルダ(デフォルトは[ENEMETER_Datafiles]フォルダです)をUSBなどで新PCに移し、旧PCと同じ場所に上書きコピーしてください。

※ただし、データは移行できますが下記の情報は移行されませんので、事前に旧PCの設定を確認いただき再設定をお願いします。
・[システム登録画面]のオンライン(通信対象)情報
・[システム登録画面]の[通信設定]の相手側(PMU-C1)のIPアドレス、ポートNo.
・どのグラフを表示していたか?などの表示情報