電気と熱の関係について勉強してみよう!
金属の線に電気を流すと、熱が発生することがあるよ。
この金属の線のことを「電熱線」というんだ。
この電熱線は同じ電流を流しても
太さによって発生する熱の量が変わるよ。
それが分かる実験をしてみよう!


左の絵のような回路を作ってみたよ。
太さの違う2種類の電熱線を使ってそれぞれに電流を流し
電熱線にろうそく(火はつけないでね!)を近づけてみよう。
電熱線の太さだけを変えて近づける時間は同じにして
乾電池やろうそくも同じものを使うのがポイントだよ。
それぞれの電熱線にろうそくを近づけてみると
下の絵のような結果になったよ!

細い電熱線

太い電熱線

とける量が違う
実験してみると、太い電熱線の方が細い電熱線よりも
早くろうそくが溶けたのが分かったね。
同じ電池をつないでも太い電熱線の方が大きい電流が流れて
発生する熱の量が多くなるんだ。
この原理はドライヤーやこたつにも使われているんだよ。
“電気”って、みんなの近くでいろいろ役に立っているんだね!
